研究室では、大学院生を募集しています。患者さんのためになる研究をしたい方、実践することが好きな方、ぜひお問い合わせからご連絡下さい。
パートナーと一緒になり、妊娠し、出産することは人生における大切なプロセスで、幸せな瞬間でもあります。
しかし、実に1/6のカップルが不妊に悩み、治療を受けているという実態があります。
私の研究は、この悩みを解決するための研究とも言えます。中には深刻にとらえ、暗くなってしまう人もいて、そのような本当に困っている人を少しでも助ける事ができるこの仕事を選んで良かったなと思います。
私が生殖補助医療の研究を始めたのは、教員として名古屋大学に戻った際に、同窓生でもあったドクターに誘われたのがきっかけでした。
名古屋大学の学生時代は当時最先端であった生殖医療を学びました。助産師として就職し現場の経験を積んだのち、教員として大学に戻り、研究をスタートさせました。
元々、困っている人を助けることが好きで看護学を目指しました。
現在でも、机に向かって研究するより、現場や患者さんに向き合うことが性に合っています。
しかしながら、元々カウンセラーではないので、悩みながら、スーパーバイザーからトレーニングを定期的に受け、困っている人を元気づけられるように努力しています。
生殖補助医療の分野も日々進歩しています。
進歩する内容を現場や困っている人に届けられるように、私も努力・進歩を重ねていきます。